韓国の「龍仁大長今パーク」を聞いたことがありますか?
韓国ドラマのファンなら、ぜひ、一度は足を運んでみたい場所なのではないでしょうか。
龍仁大長今パークとは?
「龍仁大長今パーク」は、ソウルの南約40キロに位置する京畿道龍仁市に建てられています。
韓国の全国ネットのテレビ・ラジオ放送局のMBC(韓国文化放送)が、これまで、様々な時代劇のドラマ撮影セット現場として建築・使ってきた場所を、2015年から一般公開始めたものになります。
これまで、それらの宮廷の様子や、民の行き交う市場、戦いの剣闘シーンなど、人気時代劇の多くのドラマで登場した撮影セットばかりです。
例えば、
・「宮廷女官チャングムの誓い」
・「イ・サン」
・「朱蒙」
・「善徳女王」
・「武神」
・「太陽を抱く月」
・「九家の書」
・「奇皇后」
・「夜警日誌」
・「輝いたり、狂ったり」
・「馬医」
などが撮影された、見覚えのある場所も多く存在しています。
龍仁大長今パークの施設の紹介
こちらは、韓国ドラマ「武神」のチェ・ウの屋敷として使用された建物ですが、
その他にも、「輝いたり、狂ったり」「奇皇后」などにも使用されました。
こちらの中宮殿は、写真中央の丸い形の門が印象的で、よく見掛ける建物ですね。
韓国ドラマ「トンイ」では、張禧嬪が賜薬を飲んで華やかな生涯を終えた場所であり、「太陽を抱く月」ではヨヌが世子嬪になるために住んだ「隠月閣」として使われました。
この風景、トンイや他の時代劇ドラマでもよく観たわ!
ほかにも、宮殿のセレモニー場面でよく見掛ける仁政殿もあります。
仁政殿前の石畳は、多くは、王や王妃の即位式など、華やかな儀式の場面でよく登場します。
韓国ドラマ「トンイ」をはじめ、「善徳女王」などでも使われました。
印象的な場面では、「太陽を抱く月」のイ・フォン(キム・スヒョン)と対峙していた陽明大君(チョン・イルウ)が槍に刺されて死ぬ最後の撮影地でもあります。
この渡り廊下も、見覚えが多いですね。
様々な宮廷の人達が、すれ違いざまに会話をする場面や、王妃に会いに向かっている場面など、宮廷の場面では、頻繁に見掛けているような気がします。
こちらは、東宮殿です。
様々なドラマで、世子の住まいとして、使われます。
一方、次の万慶殿は、主に尚宮の住いとして使われることが多いそうです。
宮殿以外の場所も見学できます。
こちらは、恵民署です。
2012年に放送された「馬医」のセット場として造成されたものです。
このほかにも、捕盗庁や獄舎、朝鮮時代に銃砲を製作するために設置された官庁「火器都監」なども存在します。
このような様々な業種に合わせ、新しいドラマが始まるたびにセット(建造物)が増えて、本当の昔の一つの村にタイムスリップしたような世界になっているのね!
こちらは、高麗時代の栄州浮石寺の無量寿殿をモデルとして建てられた建物です。
「善徳女王」「トンイ」「太陽を抱く月」「武神」をはじめ、様々な作品の背景となり、「九家の書」では「無形道館」のメイン背景として使われました。
この「安養楼」から都を眺める場面がよく登場しているのはご存知でしょうか。
「九家の書」のガンチとヨウルのキスシーンは、無量寿殿の階段の横で撮影されたそうよ!
ここは、両斑の家としてよく使われています。この他にも、貧しい民の家や、市場通りなど、全体がタイムスリップでもしたかのように、昔の光景が、再現された村になっています。
この「龍仁大長今パーク」に来た女性なら、誰しも立ち寄りたいのが、王妃や両斑の娘が着ているような華やかな衣装を着て、記念撮影できるコーナーなのではないでしょうか。
現在も、「龍仁大長今パーク」でドラマや映画、コマーシャルなどのロケが頻繁に行なわれているというので、運が良ければ、撮影現場や、知っている韓国俳優と出会えるチャンスもあるかもしれませんね。
龍仁大長今パークの概要
パーク内の敷地面積は、250万平方メートルもの広大な敷地になります。
これは、東京ドームの建築面積の約53倍もの広さになります。
その中に、新羅時代から朝鮮時代までの建築物がズラリと立ち並び、当時の生活や風習を理解できるような古風な家が建ち並び、食器や衣類など生活用品なども展示されています。
パーク内は、ドラマに出演されていた俳優・女優さんたちの等身大のパネルも置かれ、ドラマの名場面が蘇る記念撮影スポットの宝庫になっています。
王様や王妃様が着ているような衣装を身に付け、写真撮影できる場所も人気のスポットとなっています。
アクセス方法は?
【韓流ドラマロケ地ツアー】龍仁大長今パーク(旧MBCドラミア)☆「Dr.JIN」「太陽を抱く月」「イ・サン」などの舞台へ<午前 or 午後/日本語ガイド>を、ツアーオプションで予約することができます。
日本語ガイドや送迎車などもあるものや、ソウルなどのほかのドラマの撮影地となった場所も巡ることができるオプショナルツアーもありますので、ご利用されたい方は、こちらから詳細をご覧いただけます。
【龍仁大長今パーク(旧MBCドラミア)公式サイト】
☆ソウル現地オプショナルツアー予約専門「VELTRA」