韓国の脚本家・ホン姉妹には、
★ホン・ジョンウン、ホン・ミラン姉妹
★ホン・ジナ、ホン・ジャラム姉妹
の2組が存在します。
ホン・ジョンウン、ホン・ミラン姉妹脚本の作品一覧
ホン・ジョンウン、ホン・ミラン姉妹脚本の作品の特徴
当初、ホン姉妹は、ともにテレビ局の構成作家となり、姉ジョンウンは、おもにバラエティ番組の台本を執筆。妹ミランは、コメディ番組の構成作家を務めていました。
二人で初めて手掛けた「快傑春香」が予想外のヒット作となったことから、次々、ヒット作を生む脚本家へと成長していきました。
二人ともバラエティ番組やコメディ番組を担当した経験から、笑いのツボを作る演出は得意なジャンルとも言え、
ドラマにも、コメディの要素を加えたラブストーリーの作品が多いのが特徴です。
特に、非現実的な特性を持ったヒロインと、性格に問題のある主人公との波乱万丈なラブストーリーでは評判が良く、長年に渡る人気作品も多いです。
ホン・ジョンウン、ホン・ミラン姉妹脚本の作品一覧
制作年 | タイトル | 主な出演 | 最高視聴率 |
2005年 | 快傑春香 | ハン・チェヨン、ジェヒ | 32.2% |
2005年 | マイガール | イ・ダヘ、イ・ドンウク | 25% |
2006年 | ファンタスティック・カップル ※MBC演技大賞「今年のドラマ賞」「優秀女優賞」人気賞」「ベスト・カップル賞」受賞 |
ハン・イェスル、オ・ジホ | 21.1% |
2008年 | 快刀ホン・ギルドン | カン・ジファン、チャン・グンソク、ソン・ユリ | 15.0% |
2009年 | 美男ですね | チャン・グンソク、パク・シネ、イ・ホンギ | 11.6% |
2010年 | 僕の彼女は九尾狐 | イ・スンギ、シン・ミナ、ノ・ミヌ | 19.9% |
2011年 | 最高の愛〜恋はドゥグンドゥグン〜 | チャ・スンウォン、コン・ヒョジン | 23.7% |
2012年 | ビッグ〜愛は奇跡〜 | コン・ユ、チャン・ヒジン、イ・ミンジョン | 8.4% |
2013年 | 主君の太陽 | ソ・ジソブ、コン・ヒョジン、ソ・イングク | 21.8% |
2015年 | メンドロントット | ユ・ヨンソク 、カン・ソラ | 8.6% |
2017年 | 花遊記 | イ・スンギ、チャ・スンウォン、オ・ヨンソ | 7.4% |
2019年 | ホテルデルーナ | IU、ヨ・ジング | 13.8% |
ホン・ジナ、ホン・ジャラム姉妹脚本の作品一覧
ホン・ジナ、ホン・ジャラム姉妹脚本の作品の特徴
ホン・ジナ、ホン・ジャラム姉妹は、デビュー当初は、青少年ドラマの脚本のほか、教養番組やドキュメンタリーの放送作家として活動。
テレビドラマ脚本では、現実を乗り越えて夢に向かって成長していこうとする人間の姿がよく主題として取り上げられているものが多くあります。
小説家のホン・ソンウォンは父親(2008年没)。
2008年、ベートーベン・ウィルス放送時は姉妹が病床にあった父親の看病をしながら執筆したそうです。
父親亡き後、姉のホン・ジナは、一人で脚本をするようになり、妹のホン・ジャラムは、執筆の傍ら、ソウル特別市内の私立大学秋渓芸術大学校(朝鮮語版)映像シナリオ学科兼任教授として後進の指導にもあたるようになり、
姉妹の手掛ける作品は、少なくなっています。
ホン・ジナ、ホン・ジャラム姉妹脚本の作品一覧
【ホン・ジナ、ホン・ジャラム姉妹脚本】
制作年 | タイトル | 主な出演 | 最高視聴率 |
1995年 | 新世代レポート 大人達は知らない | ||
1997年 | レディ・ゴー! | チャ・テヒョン、ウォンビン、ユン・ソナ | 40% |
1999年 | インビテーション 私への招待状 | ||
2000年 | 学校3 | ||
2003年 | 成長ドラマ 四捨五入#1 | ||
2005年 | テルン選手村 | イ・ミンギ、チェ・ジョンユン | |
2006年 | オーバー・ザ・レインボー | チ・ヒョヌ、ソ・ジヘ | 9.3% |
2008年 | ベートーベン・ウィルス | キム・ミョンミン、イ・ジア、チャン・グンソク | 20% |
【ホン・ジナ脚本】
制作年 | タイトル | 主な出演 | 最高視聴率 |
2005年 | メモリ(単発ドラマ枠KBSドラマシティ) | ||
2005年 | 震える胸(第4話「風」担当) | ペ・ドゥナ、ペ・ジョンオク | |
2012年 | キング 〜Two Hearts | イ・スンギ、ハ・ジウォン | 11.8% |
2013年 | 未来の選択 | ユン・ウネ、イ・ドンゴン、ジョン・ヨンファ | 9.7% |
2016年 | カフェ・アントワーヌの秘密 | ハン・イェスル、ソンジュン | 1% |