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韓国映画「弁護人」視聴した感想・動画配信・キャスト・実話・主人公のモデルは故盧武鉉元大統領!

4.0
ーPRー

実話のモデルがいるドラマ
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韓国映画「弁護人」の概要

韓国映画「弁護人」の監督・脚本・観客動員数など

【監督・脚本】 ヤン・ウソク/代表作「鋼鉄の雨」
【脚本】ユン・ヒョンホ/代表作無法弁護士~最高のパートナー」「リメンバー~記憶の彼方へ~」
【制作】2013年公開
【観客動員数】1,137万人、※観客動員数ランキングを見る!
【公式サイト】http://www.bengonin.ayapro.ne.jp/
【受賞歴】

  • 第35回青龍映画賞 主演男優賞(ソン・ガンホ)
  • 第22回春史大賞映画祭 男優主演賞(ソン・ガンホ)
  • 第23回釜日映画賞 男優主演賞(ソン・ガンホ)
  • 第14回ディレクターズ・カット・アワード 男性演技者賞(ソン・ガンホ)
  • 第5回今年の映画賞 男優主演賞(ソン・ガンホ)
  • 第9回マックスムービー最高の映画賞 最高の男性俳優賞(ソン・ガンホ)
  • スターの夜 大韓民国トップスター授賞式 大韓民国トップスター賞(ソン・ガンホ)
  • CINE21映画賞 今年の男性俳優賞(ソン・ガンホ)
  • 第35回青龍映画賞:最優秀作品賞
  • 第35回青龍映画賞:助演女優賞(キム・ヨンエ)
  • 第51回大鐘賞:助演女優賞(キム・ヨンエ)
  • 第35回青龍映画賞:人気スター賞(イム・シワン)
  • 第50回百想芸術大賞:映画部門大賞(ソン・ガンホ)
  • 第34回韓国映画評論家協会賞新人監督賞  ほか、国内外20冠受賞

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韓国映画「弁護人」主なキャストと代表作

俳優・女優(役名) 過去の出演ドラマ・映画
★ソン・ガンホ
(ソン・ウソク役)
・「映画:パラサイト 半地下の家族
・「映画:王の運命 -歴史を変えた八日間-
・「映画:観相師 -かんそうし-
・「映画:タクシー運転手 約束は海を越えて
・「映画:殺人の追憶 」
★イム・シワン(ZE:A)
(パク・ジヌ役)
・「ミセン~未生~」
・「他人は地獄だ」
・「それでも僕らは走り続ける」
・「王は愛する」
★キム・ヨンエ
(パク・スネ役)
・「キルミー・ヒールミー
・「ファン・ジニ
・「太陽を抱く月」
・「ロイヤルファミリー」
★クァク・ドウォン
(チャ・ドンヨン役)
・「グッド・ドクター
・「怪しい家政婦」
・「映画:朝鮮魔術師
イ・ソンミン
(イ記者役)
・「ミセン~未生~」
・「キング~Two Hearts」
・「大王世宗」
★チョン・ウォンジュン
(先輩弁護士役)
・「病院船
・「町の弁護士チョ・ドゥルホ」

韓国映画「弁護人」あらすじ

高卒で司法試験に受かり判事になったが、学歴社会の法曹界では差別が多く、弁護士に転身したソン・ウソク。

学歴もコネもないウソクは、まだ誰も手を付けていなかった不動産登記業務に目を付け、釜山一の税務弁護士へとのし上がっていく。

ある日、馴染みのクッパ屋の息子・ジヌが公安当局に突然逮捕されたと知る。

自分の担当分野ではなかったが、ジヌの母親・スネからの懇願を受け、拘置所へ向かうが面会すらできない。

ようやく会えたジヌは、すっかり痩せ細り、顔や身体には無数の痣がある衝撃的な姿だった。ウソクは拘置所での取り調べに不信感を抱き、ジヌの無実を証明しようと立ち上がるが―。

※ストーリー引用元:「公式サイト」より

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韓国映画「弁護人」視聴した感想・見どころ《ネタバレあり》

故盧武鉉元大統領(ノ・ムヒョン)の弁護士時代の実話!

故盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領の弁護士時代の実話をヤン・ウソク監督が映画化したものです。

実在の盧武鉉元大統領は、大統領まで上り詰めたと言っても、学歴は高卒。

それでも、独学で司法試験に合格し、弁護士になりました。

一見、最初は、サクセスストーリーのようなストーリーでも、後半には、成功して得たすべてを手放してでも無実の青年を救おうとした実話をもとにしています。

1980年代の韓国の時代背景ー無実の人が拷問により有罪の証言を自白させられた時代

韓国の1980年代は、

1979年10月26日、朴正煕(パク・チョンヒ)大統領が暗殺され、18年にわたる軍事独裁政権が幕を下ろした。しかし12月12日、軍部の一部勢力が粛軍クーデターで事実上、政権の実権を握ると、軍事政権の復活を警戒する学生らの民主化デモは韓国全土に拡大した。

引用元:「ハフポスト」より

というようなこともあり、ほかにも、様々な事件(アカ事件、学生運動、民主化運動・デモなど)に絡んで、無実の人が逮捕・拷問されたケースがあったようです。

朴正煕(パク・チョンヒ)大統領が暗殺事件の実話が映画化!

KCIA 南山の部長たち 1979年の朴正煕暗殺事件の実話 イ・ビョンホン主演 韓国映画
韓国映画「KCIA 南山の部長たち」(主演:イ・ビョンホン)を視聴した管理人本人の感想、出演キャストやネタバレあらすじ、見どころなどの映画情報、KCIAの活動、当時の背景などもご紹介しています。この映画のストーリーは、故朴正煕(パク・チョンヒ)大統領が、腹心であるKCIA部長によって暗殺された実話の事件であり『実録KCIA―「南山と呼ばれた男たち」』(キム・チュンシク原作)に基づいて描かれています。

史実と重なるストーリー部分

そんな時代の1978年に、主人公ソン・ウソク(盧武鉉元大統領をモデル)は、弁護士事務所を開業。

当初は、不動産売買の手続きや、企業の税金関連専門の弁護士として活躍し、全国に手広く事務所を構えようかというほどの売り上げを伸ばし、裕福になっていきます。

お金は十分稼いだから、競技用ヨットに乗って、オリンピックを目指したくなったという趣味を楽しむ姿も描かれています。

ところが、この映画で取り上げられた「釜林事件」の裁判に関わるようになってからは、国家を敵に回して弁護士活動をすることになるため、多くの顧客が手を引いていき、弁護士事務所も破綻寸前に追い込まれます。

それでも、無実の青年を見捨てられず、裁判で「拷問はあった」という証人の証言を得て、最後まで戦いますが、それでも、

残念ながら、実際には、無実の少年を無実として勝訴することはなく、映画でも、実話通り、有罪判決が下されました。

軍事政権下の歪んだ国家権力の強さを見せつけられます。

その後、この裁判以来、主人公ソン・ウソクは、人権・社会派弁護士として活躍するようになり、民主化運動にも参加して、逮捕されます。

※実際、故盧武鉉元大統領自身も逮捕されたことがあったようです。

主人公ソン・ウソク(盧武鉉元大統領をモデル)の罪を問う裁判では、釜山の144人の弁護士のうち、99人が弁護人に名乗り出てくれるというほどの信頼を集めました。

視聴した感想

映画でも、最初のうちは、”高卒の弁護士”とバカにされていたのに、

ラストシーンでは、弁護人代表が、弁護人99人の出欠確認を裁判長に依頼し、全員の名前を読み上げていくシーンは感動的です。

(※この99人の弁護団は、実話のようです。)

一人では立ち向かっていく勇気のなかった高学歴な弁護士たちが、主人公の弁護人に名乗り出ることで、本当は、賛同して手伝うべきだった事件であったことを裏付けているかのようです。

それだけの人の心を掴める勇気ある行動をした人だからこそ、のちに、大統領にまで上り詰めたのかもしれません。

実話の釜林事件とは?

1980年、大韓民国の学生運動が光州事件によって爆発した後、全斗煥の独裁政府は、「赤色分子」(共産主義分子)を取り締まるとして、社会活動家たちを捕えていきました。

その一つとして、1981年9月、釜山の警察当局は、逮捕令状の提示もないまま、「釜山読書連合会のメンバー22名」を不法に拘禁。

その罪名は、「有害書籍を回覧」し「不法集会を組織」した国家保安法の違反のほか、「戒厳法(夜間外出禁止令など)違反」、集会および示威に関する法律違反の容疑でした。

当時、税務弁護士であった盧武鉉(後の大韓民国第16代大統領)は、金光一文在寅(ムン・ジェイン、第19代大統領、映画には登場なし)とともに、学生たちの無料弁護士を担当して、

学生たちが拷問によって自白を強いられる状況で罪を認めたことや、公安当局による証拠が偽造であることを、証拠を示して主張しましたが、

それでも法廷は被告22名のうち19名に「1年から7年の懲役」という判決を下したというものです。

映画「弁護人」には描かれなかった事件のその後(再審請求について)

1999年、この事件の被告人たちのうち11名が求めた再審の裁判では、国家保安法違反容疑を除く「戒厳法違反などの容疑についてだけ無罪」が宣告されました。

2012年、この事件の被告人たちのうち5名が、釜山地方裁判所に再審請求を提出し、

2014年2月13日、釜山地方裁判所は、33年ぶりに釜林事件に対する再審を行い、「5人の被告人に無罪判決」を言い渡しました。

この被告人となった無実の若者たちのために奔走した故盧武鉉が生きていれば、どれだけ一緒に喜んでくれたでしょうか。

1980年代の軍事政権下、無実の人たちの逮捕・拷問があったのは、この映画の若者だけでない!

というのですから、恐ろしい時代であったことが伺えます。

故盧武鉉元大統領の最期

たくさんの国民の関心や支持を集め、2003年2月25日から2008年2月24日まで、大統領として活躍した故盧武鉉ですが、

大統領退任後の2009年、盧武鉉の側近の一人や親族が、贈賄容疑で相次いで逮捕。

故盧武鉉元大統領は、投身自殺による死を遂げました。

自殺の2カ月前に書いたと思われる文章には、

「政治、するな。得られるものに比べ、失わなければならない事のほうがはるかに大きいから。」、

「大統領になろうとしたことは間違いだった。」

と、書き残したものが見つかったそうです。

貧しい頃には、素晴らしいリーダーシップを発揮した大統領の残念な最期です。

 

日本にとっては、外交問題で、いいイメージがない大統領であったかもしれないですが、若い頃、そんなエピソードがあったとは、これまでのイメージが変わってしまいそうな映画である。

自国民の権利や幸せのために、命がけで戦った人生を歩んでいた時もあった、

という、その人生の一部が映画「弁護人」になりました。

観客動員数1,137万人の大ヒット作となったのも、当時の勇敢な姿を偲ぶ国民が多かったのかもしれません。

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