キルミーヒールミー 感想・動画配信・キャスト・韓国ドラマ情報

韓国ドラマ「キルミーヒールミー」情報

韓国ドラマ「キルミーヒールミー」情報

【話数】全20話
【演出】キム・ジンマン/代表作「スキャンダル」「エデンの東」、キム・デジン/代表作「エンジョイライフ」
【脚本】チン・スワン/代表作「太陽を抱く月」「シカゴ・タイプライター～時を越えてきみを想う～」
【制作】MBC　2015年（1月～3月放送）
【最高視聴率】12.1%
【公式サイト（人物相関図・チソンの7つの人格の写真など）】http://killme-healme.jp/

韓国ドラマ「キルミーヒールミー」メインキャスト

韓国ドラマ「キルミーヒールミー」あらすじ

アメリカで静かな生活をおくるスンジン財閥の御曹司チャ・ドヒョン（チソン）。

お人好しで誰にでも好かれる性格だが、実は多重人格という家族にも明かせない秘密を抱えていた。

ある日ドヒョンは別人格の一人であるセギの仕業により、いつの間にか韓国へ向かう飛行機の中へ。

その帰国途中で覆面小説家のオ・リオン（パク・ソジュン）と精神科の研修医であるリジン（ファン・ジョンウム）兄妹に出会う。

その後、ドヒョンはリジンと再会するが、その時ドヒョンはセギの人格に切り替わり、なんとリジンに告白してしまう！

セギの行動が全く記憶にないドヒョンと、めまぐるしく変化する彼の様子に混乱するリジン。

やがて、リジンはドヒョンが多重人格であることを知り、ドヒョンはリジンに自分の主治医になって欲しいと依頼する。

多重人格になった原因を探り始める二人、そこには過去の事故とリジンの影が見え隠れしていた。一方で、セギは主人格であるドヒョンを抹殺し、リジンを手に入れようと画策していて…。

※ストーリー引用元：「公式サイト」より

キルミーヒールミーの意味は？

タイトルの「キルミーヒールミー」の意味は、ドラマ視聴して、初めて意味が分かります。

自殺願望のあるヨソプ（チソン）がビルの屋上に書き残したメッセージ「キルミー（私を殺して！）」と書き残していたものを、

後からやってきた精神科医のオ・リジン（ファン・ジョンウム）が、「ヒールミー（私を癒して！）」に書き直します。

オ・リジンは、本当に書きたかったメッセージは、「ヒールミー」だったのでは？

と、多重人格で苦しむチャ・ドヒョンの治療に当たります。

チソンの演じた7つの人格

チャ・ドヒョン：穏やかで誠実な主人格、他人格が引き起こした事への後処理で精神的に追い詰められている

シン・セギ：攻撃的な青年、リジンが好き、精神年齢が幼い、喧嘩に強い、チャ・ドヒョンの主人格の乗っ取りを考えている

フェリー・パク：40代の中年男性、気さくな人柄、リジンの家族と仲良くなる、酒好き

アン・ヨソプ：自殺願望のある男子高校生

アン・ヨナ：明るく単純で自由奔放な女子高生、リオンを好きになる

ナナ ：（辛い記憶の中に眠る少女とぬいぐるみ）

疑問の人格Mr.X：（多重人格に主人格が乗っ取られそうなとき現れる自己へのアドバイザー）

それぞれを、女装したり、目つき、しぐさ、声色を変えたりしながら、見事に演じ分けられています。

チャ・ドヒョンを含め、それぞれの人格の名前には、チャ・ドヒョンの過去の記憶に関連した由来があり、ラストに近づくにつれて、一人一人の名前の意味が明らかにされていきます。

これらの7つの人格は、冒頭のDVD予告動画で、少しだけ視聴することができます。

受賞

MBC演技大賞の大賞（チソン）受賞、今年のドラマ作品賞受賞、トップ10スター賞受賞（チソン、ファン・ジョンウム、パク・ソジュン）、人気俳優賞受賞（パク・ソジュン）、人気女優賞受賞（ファン・ジョンウム）、ベストカップル賞受賞（チソン、パク・ソジュン）ほか、4部門で受賞！

第10回ソウル国際ドラマアワード：傑作した韓国ドラマ作品賞受賞・優秀女優賞（ファン・ジョンウム）受賞

第8回コリアドラマアワード：最優秀作曲賞（チャン・ジェイン）受賞

第4回Drama Fever Awards：最優秀俳優賞受賞（チソン）

WorldFest – ヒューストン国際映画祭：最優秀ドラマ賞受賞

韓国ドラマ「キルミーヒールミー」視聴した感想・レビュー

俳優チソンの様々な別人格の演技力の高さに驚かされます。

このドラマでは、7つのキャラクターの設定ですが、他のドラマで観るチソンの役作りを数に入れれば、一体いくつを演じ分けられるのか？

というほど、圧巻の演技力です。

その中で、不良っぽいセギは、服装も派手なため、K-popアイドルのようなカッコよさがあり、主人格よりも魅力的です。

一方、ヨナは、チソン＝女子高生の姿と心になり、リオン（パク・ソジュン）が好きで、チソンの顔のまま「オッパー！」と追い掛け回したり、嫌がるリオンにキスしてくるので、二人が会うと、必ずコミカルで笑いの多い場面になります。

前半は、チャ・ドヒョンの人格が変わることで、様々なトラブルが起き、それに明るく対応するリジン（ファン・ジョンウム）が滑稽に演じるので、コメディタッチな場面が多いです。

後半は、チャ・ドヒョンの人格が変わった原因・事故が次々と明らかにされ、それによって、チャ・ドヒョンとリジンが思い悩むシリアスな場面が増えていきます。

ラストシーンで、すべての人格が統合される時、女優ファン・ジョンウムの涙に引き込まれ、私も涙が止まりませんでした。

すべての悩みが解決されたのに、なぜか、失ったもの（チャ・ドヒョンの他人格）が惜しく感じられるような後味が残ります。

それだけ、チャ・ドヒョン以外の人格が、ドラマの中で、いい存在だったのでしょう。

笑いと涙のあふれる、ヒーリングラブコメディになっています。

韓国ドラマ「キルミーヒールミー」動画視聴を楽しむには？

動画配信状況

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