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代立軍 ウォリアーズ・オブ・ドーン 感想・史実との違い・動画配信・キャスト・映画情報

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光海君・第15代王(廃位)
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韓国映画「代立軍 ウォリアーズ・オブ・ドーン」の概要

韓国映画「代立軍 ウォリアーズ・オブ・ドーン」の監督・脚本など

【監督・脚本】チョン・ユンチョル/代表作「マラソン」
【配給】クロックワークス 2017年
【英題】WARRIORS OF THE DAWN.「訳:夜明けの戦士」

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韓国映画「代立軍 ウォリアーズ・オブ・ドーン」主なキャストと代表作

俳優・女優(役名) 過去の出演ドラマ・映画
★イ・ジョンジェ
(トウ、代立軍のリーダー役)
・映画「観相師
・映画「神と共に 第1章:罪と罰、第2章:因と縁
・映画「暗殺」
・映画「オペレーション・クロマイト」
・映画「新しき世界」
★ヨ・ジング
(世子・光海君役)
・「LINK:ふたりのシンパシー
・「ホテルデルーナ」
・「王になった男」
・「テバク ~運命の瞬間~」
・映画「ファイ 悪魔に育てられた少年」
★キム・ムヨル
(コクス、代立軍役)
・映画「神弓-KAMIYUMI-」
・映画「悪人伝」
・「バッドガイズ2」
・「美しい私の花嫁」
★イ・ソム
(トギ、宮女役)
・「愛のタリオ」
・「ハッピーログイン」
★ペ・スビン
(ヤンサ、光海の護衛役)
・「トンイ」
・「華麗なる遺産
・「秘密」
・「天使の誘惑」
・「朱蒙(チュモン)」

韓国映画「代立軍 ウォリアーズ・オブ・ドーン」あらすじ

1592年に壬辰倭乱が勃発し、王である宣祖は若き後継者である光海(ヨ・ジング)にその責務を押し付け、都を捨て明へと避難する。

残された光海は王の代わりに朝廷を率い、義兵を集めて戦うため遠方の江界へ向かうことに。

彼の護衛をすることになったのは、生活のために他人の軍役を代わりに担う「代立軍」と呼ばれる農民たち。

戦渦の中で運命を共にすることになった光海と代立軍。

敵からの攻撃は激烈を極め、命の危険を感じた仲間たちからの反対の声が高まるなか、代立軍のリーダーであるトウ(イ・ジョンジェ)は最後まで光海を守り抜くことを決断する。

はじめは粗野で乱暴なトウに反発していた光海も、本気で国を守ろうとするその姿に心を打たれ次第に2人は強い絆で結ばれてゆく。

しかし、その先にはさらなる激戦が彼らを待ち受けていた…。

※ストーリー引用元:「公式サイト」より

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韓国映画「代立軍 ウォリアーズ・オブ・ドーン」視聴した感想・見どころ

代立軍とは?

代立軍とは、生活のため他人の軍役を担う兵士たちで構成された軍隊

この映画では、貧しい農民たちがお金をもらって他人の軍役を果たしています。

違法な行為ではあるものの、金銭に余裕があり、命を惜しむ人たちが、公然と行なっていました。

他人の軍役なため、万が一、戦死をしてしまうと、代立した戦死者に補償はなく、依頼者の軍役は継続されるため、すぐさま、次の代立者が立てられます。

また、たとえ、活躍をしたとしても、官軍でも無いため、出世の道や報酬のアップがあるわけでもありません。

そのため、敵である女真族に寝返って、そこで出世を狙う人もいました。

代立者を引き受ける人は、お金に困って軍役を代立する人ばかりなため、中には、まだ若い少年がやってくることもありました。

初めて戦場にやってきた若者は、人を殺すことが出来ないということもあり、

その場合、代立軍のリーダーが、戦いに勝利した後、若い少年に、死にかけた人のとどめを刺すことで、人を殺すことに慣れさせようとする場面もあります。

日本の歴史には、このような軍隊が存在したことはないのか、造語なのか、日本の国語辞典には、「代立軍」についての話はのっていません。(※「代立:だいりゅう、代わりに立てる意。」のみ。)

また、公式サイトより、代立軍の読み方は「だいりつぐん」とあります。

【感想・見どころ】光海君も代立軍なのか!?

史実に残る光海君は、勇敢で、思慮深く、義勇兵を集めて檄を飛ばし、倭軍の進軍を何度も食い止めた強い世子であると残されています。

そのため、明国は、戦後、光海君を脅威に感じ、在位中、王と認めようとしなかった!

というほど、壬辰倭乱(1592年~1598年)で、王に代わって国と民を守るための活躍をしました。

しかし、光海君は、もともと同腹で兄の臨海君(気性が荒い)と正反対な性格で、勇敢とは程遠い人柄だったようです。

この映画の冒頭でも、軟弱だった光海君が、無理やり世子にされ、王命に背けず、仕方なく輿にのり、不安で仕方ないため、

兵法書を輿の中で勉強しながら移動するという、戦略にも通じていない姿が描かれています。

そのため、道中、正体不明の輩に奇襲攻撃され、兵法書を失ってしまったことで、

「命よりも大事なものを失った!」

と、感情的になって怒ります。

兵法を学ぶ術を無くし、戦い方が分からない光海君は、逃げ出すことも戦うこともできず、途方に暮れていました。

そんな時、再び、攻撃を受け、目の前で代立軍のリーダートウが殺されそうになっても、光海君は手に持つ刀で刺客を切り殺せず、味方を守ることもできない軟弱さがありました。

その姿は、まさに、代立軍にやって来たばかりの敵を殺せない少年と同じ姿でした。

他のこの時代を描いたドラマでは、分朝を命じられた世子は、すぐに敵陣がいるエリアに移動し、どのように戦うかを模索する姿へとなりますが、

 

韓国映画「代立軍」は、分朝の拠点となる場所へ移動する間に、

軟弱な世子から勇敢な世子に!

変わっていく様子を描きたかったのだと思います。

 

代立軍のリーダートウ(イ・ジョンジェ)と心を開いて話しをするようになると、

考えてみると、自分も王の代立軍だ。

という世子のセリフが印象的でした。

 

史実にも、分朝とは言え、僅かな大臣と軍隊と言えないほどの少人数の兵士を伴って、出発したとありますが、

その少人数の兵士ですら、代立軍のような正規軍ではなかったとしたら、第14代国王宣祖の人柄の評価が一層下がって見えますね。

映画「代立軍」は、史実?

この映画「代立軍」は、韓国では、史実と違い過ぎるという点で悪い評価がつき、観客動員数が伸び悩んだという話しがあります。

史実と違い過ぎる点について、3つ考えてみました。

1つ目は、王や民が、慌てて逃げ出すほど、近くまで倭軍が迫っているというのに、いかにも王族の行列のように、輿や女官を引き連れての移動は、目立ち過ぎました。

見つかれば、世子(光海君)は、人質となるか、死ぬかもしれないのに、倭軍への警戒が無く、分朝の拠点に出発したのは、違和感がありましたね。

(他のドラマなどでは、動きが速い馬での移動があったと思います。)

2つ目は、世子(光海君)一行を襲ったのが、倭軍や怒る民ではなく、暗殺をもくろむ身内の人間のように描かれたことです。

すでに、死地に向かっている世子(光海君)を、わざわざ殺しに行く必要はなかったように思います。

3つ目は、シン将軍との合流を目指して出発しましたが、

世子(光海君)は、王の代理なので、前線で刀を持って戦うことはありません。

道中、倭軍に追われ、城門で倭軍と戦う姿勢を見せたり、倭軍に突っ込んで逃げるというのは、光海君がたくましく成長し始めた姿を描くことは出来ましたが、

史実とは、程遠かったのかもしれません。

実際には、倭軍に見つからないように居場所を変えながら、分朝から、義勇軍に檄文を飛ばしたり、役所の倉庫にある武器や備蓄米などの移動の指示を出していたようです。

次々と城を陥落させるほど、倭軍の進軍の勢いも、兵力もすごかったにもかかわらず、倭軍との戦闘を控えた陣営のような危険な場所に、

大勢の内官や女官を連れて、滞在はできるような状況ではなかったことでしょう。

このような不自然さが、韓国の時代劇ファンに受け入れらなかったのかもしれません。

また、史実を取り入れた部分もあります。

加藤清正の陣営に、逃げた王に怒りを覚えた反乱軍が、臨海君と順和君を捕らえ、加藤清正に引き渡して、捕虜となったという記録が残っています。

臨海君は、光海君に投降するように手紙を書かされますが、光海君は、これを実兄弟より国と民を選び、投降に応じることは無かったというほど、実際の光海君は、精神的にも強く国を支えたそうです。

映画「代立軍」では、臨海君が倭軍に引き渡された場面はありましたが、臨海君がその後どうなったのか、省かれたことも、中途半端な扱いで、韓国では未消化な面もあったのでしょうか。

総評

この映画「代立軍」は、史実の流れよりも、世子(光海君)を守るため、多くの信頼する代立軍や民が犠牲となって死んでいく姿を目の当たりにした世子が、勇気を振り絞り、

史実に残るような勇敢な世子に生まれ変わっていく!

そんな姿を描いたフィクションと言っても過言ではないでしょう。

 

人は、追い詰められた時、その人の人間性を、あからさまに表に出してしまう。

自己中心的に、逃げるのか? それとも、信念を持って、自分をさらに強くして闘っていくのか?

それぞれの地位や立場で、対照的に比較できる演出も、よく考えられていて面白かったです。

今作は、豊臣秀吉による壬辰倭乱の戦いを観るというよりも、

光海君(ヨ・ジング)が、世子として、人として、強く成長していくストーリーとして楽しめます。

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