ダリとカムジャタン～真逆なフタリ～・感想・動画配信・キャスト・韓国ドラマ 情報

韓国ドラマ「ダリとカムジャタン～真逆なフタリ～」の概要

韓国ドラマ「ダリとカムジャタン～真逆なフタリ～」の演出・脚本・視聴率など

【話数】全16話
【演出】イ・ジョンソプ/代表作「七日の王妃」「製パン王キム・タック」「ヒーラー~最高の恋人~」「町の弁護士チョ・ドゥルホ」「栄光のジェイン」「快刀ホン・ギルドン」
【脚本】ソン・ウネ/代表作「ある素敵な日」「魔女の愛」、パク・セウン/代表作「魔女の愛」
【制作】 KBS2、2021年9月 – 2021年11月放送、モンスター・ユニオン、COPUS KOREA制作
【最高視聴率】5.7%

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韓国ドラマ「ダリとカムジャタン～真逆なフタリ～」主なキャストと代表作

韓国ドラマ「ダリとカムジャタン～真逆なフタリ～」あらすじ

オランダの美術館で働く学芸員のダリ（パク・ギュヨン）はパーティーに特別招待したVIPを迎えにいき、カムジャタンチェーン店の常務であるムハク（キム・ミンジェ）を間違えて会場に案内してしまう。

美術の知識が皆無なムハクを不思議に思うダリだったが、実はムハクが招待客とは別人であることが判明！

2人は口論になるが、本当のVIPはムハクの養豚業界パーティーを楽しみ、結果パーティーは無事に終了。

2人は韓国での再会を約束するが、連絡先を交換するのを忘れたまま別れてしまう。

その翌日ダリの父が急逝。ダリは韓国に帰国し父のチョンソン美術館を継ぐことになる。

しかし父の美術館が赤字続きで膨大な借金が残されていることを知る。

一方、帰国したムハクは、父から、投資していたチョンソン美術館の金を回収するよう命じられる。

館長の娘がオランダで出会ったダリだと知ったムハクは、借金が返済されるまでダリを監視すると宣言して彼女につきまとう。

生活力ゼロで芸術を愛するダリと、芸術は分からないが生活力に溢れたムハク。正反対の2人は次第に惹かれあうが、ダリの父の死には不審な点があって…。

韓国ドラマ「ダリとカムジャタン～真逆なフタリ～」視聴した感想・見どころ

美術館と芸術の存在意義を問うドラマ

日本でも、美術館に好んで足を運ぶ人は、どのくらいいるのでしょうか？

このドラマでも、美術館に1日に訪れる人が、0人～1人の日も珍しくないと説明する場面があり、美術館の赤字の原因を言います。

税金で経営する市民や国民のための公立美術館ならまだしも、私立美術館なため、利益を黒字にしなければ閉館せざるを得ない。

たとえ赤字でも、美術館の存在意義を重要視する亡き父の後継者となった娘のダリは、館長となり美術館の存続に奔走しますが、

美術館の土地を、自分たちの利益にしたい権力たちから狙われ、次々と圧迫する問題が浮上します。

無知・無識・無学だけど、お金が大好きで、経営手腕があるムハク（キム・ミンジェ）を通して、美術館や芸術の素晴らしさや、存在意義を訴えるストーリー展開となっています。

私立美術館が存続するための経営のバランスを、ムハクとともに考えていきます。

観終わる頃は、一度くらい、美術館に足を運んでみたくなるのでは？

ラブコメディなので楽しく視聴できる！

父親の突然死や、強盗に襲われたり、権力者たちから狙われて悲惨な借金地獄に見舞われても、ムハク（キム・ミンジェ）とダリ（パク・ギュヨン）の二人の場面になると、

コメディタッチなシーンが多いので、深刻な状況にも関わらず、ほのぼのとした微笑ましいムハク（キム・ミンジェ）の言動に、暗いシーンは少ないです。

借金地獄で、家を売り払い、ホテルにも泊まれず、従業員の給料を確保しなければいけない最悪の心境の時でさえ、

プライドから、ムハクに「ホテルにお金が無い」ことを言えずに、ホテルに泊まるフリをするダリ。

その心境を知らずに、付きまとって計画を台無しにしていくところなども滑稽に描かれています。

なぜか、無知・無識・無学で、しかも気が利かないキャラがぴったりハマっているキム・ミンジェ。

裏表のない性格で、ストレートに喜怒哀楽の気持ちを表現するので、観ている側も楽しめます。

一方、プライドや上品なイメージキャラを守りたいダリ（パク・ギュヨン）は、ムハクとは真逆な性格で、傷付くことがあってもハッキリ言い出せないので、見ていてハラハラすることも多い。

でも、実際には、ダリ（パク・ギュヨン）のような性格の人も多く、共感できる人も多いのではないかと思います。

こちらの予告映像では、美術館の壁に絵をかけるエレガントなダリとは異なり、札束をめくりながら匂いを楽しむ“金の亡者”ムハクの様子が、二人のキャラをうまく表現しています。

キム・ミンジェの秋冬ファッショントレンドの衣装に注目！

お金の亡者というキャラのムハク役（キム・ミンジェ）ですが、毎話、お金持ち風の高級スーツのファッションで登場します。

ムハクは、「お金を使ったら、必ずそれが見えなければならない。」お金の流れを滞らせては、止まってしまうので、入ってくるお金があれば、出ていくお金も必要と考えています。

その出ていくお金を「ファッションで表現」しているというのです。

キム・ミンジェは、スタイルも着こなしも抜群で目を引き、様々なカラーやパターンのスーツが良く似合いファッションセンスの良さが伝わってきます。

これらは、チン・ムハクというキャラクターを表現するため、自ら衣装や小物を仕入れることもあったそうです。

ムハクのカラフルなスーツがキャラクターの特徴をそのまま見せるだけに、衣装を細かくチェックして準備したと語っています。

一方、ダリもお嬢様育ちで、借金地獄でも、美術館に勤務する際、靴一つの値段が、職員の1カ月分の生活費だと言われるほどの高級パンプスだと指摘されるほど、ファッショナブルな装いで出勤します。

もちろん、借金を背負う前に購入したものばかりですが、それを手放さず、みんなへの給料の支払いを滞るような発言に、職員の人たちから反感を買います。

ダリの清楚なお嬢様感溢れるファッショナブルな洋服やアクセサリー、靴やバッグなど、ムハクと同じく、ぜひ、チェックしてみて頂きたいですね。

ちなみに、クォン・ユルが演じるチャン・テジンは、韓国屈指の企業であるセギグループの常務。

チャン・テジンは、若くても、完璧な“ゴッド（GOD）財閥”に変身します。

能力からビジュアルまで、この世の者とは思えない“天上界財閥”に完璧に変身し、ヘアカラー、ネクタイ、スーツを冷たいブラックで合わせ、ダークな魅力を発散します。

役者さん、それぞれ、演技だけでなく、今回のドラマは、キャラ作りに、ファッションにも、特に気を使っているようです。

ぜひ、そのあたりもご注目してご視聴下さい。

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