韓国ドラマ「アスダル年代記」の概要
韓国ドラマ「アスダル年代記」の演出・脚本・視聴率など
【話数】全18話
【演出】キム・ウォンソク/代表作「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」「未生〜ミセン〜」「トキメキ☆成均館スキャンダル」「大王世宗」「シグナル」
【脚本】キム・ヨンヒョン/代表作「六龍が飛ぶ」「根の深い木〜世宗大王の誓い〜」「宮廷女官チャングムの誓い」「善徳女王」「薯童謠(ソドンヨ)」、パク・サンヨン/代表作「六龍が飛ぶ」「根の深い木」「善徳女王」
【制作】tvN、 2019年6月 – 2019年9月放送、スタジオドラゴン制作
【最高視聴率】8.1%
\視聴できるのはどこ?/
韓国ドラマ「アスダル年代記」シーズン①主なキャストと代表作
俳優・女優(役名) | 過去の出演ドラマ・映画 |
★チャン・ドンゴン (タゴン役) セニョク族族長の息子。 |
・「SUITS/スーツ~運命の選択~」 ・「紳士の品格」 ・映画「王宮の夜鬼」 |
★ソン・ジュンギ (ウンソム/サヤ役) ウンソムは「ワハン族。人間であるア・サホンとネアンタルの混血児(イグトゥ)」 サヤは「タゴンの養子。」 |
・「トキメキ☆成均館スキャンダル」 ・「優しい男」 ・「財閥家の末息子」 ・「ヴィンチェンツォ」 ・「太陽の末裔〜Love Under The Sun〜」 |
★キム・ジウォン (タニャ役) ワハン族の氏族の母の後継者でヨルソンの娘。アスダルの大祭官。アサ・シン再来。 |
・「太陽の末裔〜Love Under The Sun〜」 ・「相続者たち」 ・「サム、マイウェイ〜恋の一発逆転!〜」 ・映画「朝鮮名探偵3」 |
★キム・オクビン (テアラ役) へ氏の長女でミホルの娘。 |
・「剣と花」 ・「その恋、断固お断りします」 ・映画「悪女/AKUJO」 |
★ファン・ヒ (ムグァン役) |
・「医師ヨハン」 ・「九尾狐伝」 ・「ダリとカムジャタン~真逆なフタリ~」 |
★キム・ウィソン (サヌン役) |
・「W-君と僕の世界-」 ・「六龍が飛ぶ」 ・映画「観相師」 ・映画:「新感染 ファイナル・エクスプレス」 ・映画:「1987、ある闘いの真実」 |
★チョ・ソンハ (ヘ・ミホル役) |
・「青春ウォルダム~運命を乗り越えて~」 ・「トキメキ☆成均館スキャンダル」 ・「ファン・ジニ」 ・「大王世宗-テワンセジョン-」 ・「九家の書」 ・「華政」 |
★コ・ボギョル (チェウン役) |
・「Mother(マザー)」 ・「シンデレラと4人の騎士」 ・「失踪ノワールM」 |
★唐田えりか (モモ族のシャバラ役) |
・映画「寝ても覚めても」 |
韓国ドラマ「アスダル年代記」あらすじ
まだ国が存在しない太古の地アスダルにおける英雄たちの伝説的なストーリー。
赤色の血が流れ、知的能力の優れたサラム族・セニョク族は、国作りを目指して、複数の族の連盟を進めていました。
その中に、狩りが得意で身体能力が優れ、青色の血が流れるネアンタル族にも、会談の場を設けました。
ネアンタル族が住む肥沃な月の平原で農耕をすることで、お互いの民族が豊かになるための提案でした。
ところが、ネアンタル族は、「我らはすべてが違う」「サラム族・セニョク族の技術は必要ない。」という返事で断りました。
どうしても肥沃な月の平原が欲しかったサラム族長・セニョク族長は、動物とネアンタル族だけが罹るという疫病を持った馬と布を民族の祭りの日に贈り、
ネアンタル族を病で弱らせてから、平原を焼き尽くすという火攻めを行ない、
生き残ったネアンタル族狩りをするなどの戦を仕掛けて全滅させ、月の平原を奪い取りました。
しかし、その中で、生き残ったネアンタル族のラガズと、サラム族のアサ・ホンの間には、後に、双子の赤ちゃんが生まれました。
双子の赤ちゃんは、災いを招くと言われる青い客星が現れた日に生まれ、
ネアンタル族とサラム族の能力を半々に持ち、紫色の血が流れるイグトゥと呼ばれ、サラム族からは、野蛮な獣の子であり、災いを招く存在として蔑視される混血種族でした。
ラガズは、ネアンタル族狩りでタゴンに殺され、その時連れていた双子の赤ちゃんの一人(後のサヤ)はタゴンに連れて行かれました。
残った双子の生母であるアサ・ホンは、アラムンの呪いがかけられた夢を見たことから、ここに留まることはよくないと思い、
もう一人の双子の赤ちゃん(後のウンソム)とともに、大黒壁と呼ばれる断崖絶壁の向こうの世界(イアルク)を目指して旅立ちます。
韓国ドラマ「アスダル年代記」視聴した感想・見どころ
「アスダル年代記」シーズン1の見どころ
この「アスダル年代記」は、まだ国が存在しない時代の古代のファンタジーストーリーになります。
古代という時代設定のメリットは、歴史上の出来事や人物に関係なく、自由な世界が描けるという点があり、この「アスダル年代記」でも、古代の世界観(大自然、建物、思想、宗教など)を創造力豊かに描いています。
韓国の時代劇になると、どうしても、「両班と奴婢」のような身分制度とか、中国大陸からの侵攻を受けるとか、支配者の建物は宮殿など、どうしても似たような点が多くなりがちですが、
国もまだ無い古代という設定にすることで、文化や人間関係にも目新しさがありました。
特に、上空から見た緑豊かな大自然の景色や、ナイアガラの滝にも勝るような豪快に流れる滝のシーン、美しい大神殿、そして、美男美女の主演俳優女優の美しい顔など、
どれも見惚れるほどの美しい映像がある一方、奴隷生活の惨たらしい場面や戦いの場面、人生の転落後の成功など、緩急のあるストーリー展開は、見続けるほどにくぎ付けになる面白さがあります。
ファンタジーに描かれた世界は、540億ウォンの製作費が掛かけられただけあり、ファンタジックな異世界の映像となっています。
古代の独特な世界観
この「アスダル年代記」ならではの設定として、
狩りが得意な部族(青色の血をしたネアンタル:運動能力が高く強大な力と速さ、月のない夜も見える視力、最強者の尊厳や夢を見る霊能力がある)や、
農耕や創作技術など知的なことが得意な部族(赤色の血をしたサラム族・セニョク族、ほか:火・刀・武芸・計略・欲を満たす意思などがある)、
平穏に自然界の中で暮らす部族(赤色の血をしたイアルクのワハン族:みんな平等)などがあり、
それぞれぞの種族の違いに、血の色が赤色、青色、混血だと紫色の血などで人種を分けています。
部族の異なる血の色は、後々に、怪我した時の血の色を見ることで民族差別が起こる重要な演出の一つにもなっています。
また、古代なので、それぞれの部族には崇める神や神話があり、神の力を持っていれば夢を見ることができると信じている部族もあれば、
一般人が神の儀式を行なうと、罰として両足首を切り捨てられて追放されるか、死罪になるなどの規則があるなど、神を崇める場面が、現代ドラマよりも強く描かれた表現が多くあります。
このような初めて見る民族・神話・複雑な人間関係などに、聞きなれない言葉・名前が多く登場することから、何度か見返さなければ分かり難い点もあることが、デメリットと言えるかもしれません。
第1話は重要!
第1話については、まだ主演俳優や女優が出ていないこともあり、ただの残酷で醜い部族間争いのどこを注意して観るといいのか?
などが分かり難く、その先の展開も読み難い印象があります。
しかし、実は、10話頃までのストーリー展開になるまでの人間関係や部族の関係性・原因となった出来事などが、凝縮して入っています。
そのため、9~10話頃まで視聴したころに、もう一度、第1話目を見直してみると、見落とした点が多々あることがあり、その辺りのおさらいをすると、続きのドラマの展開が大変面白くなってきます。
ストーリー展開は、韓国ドラマらしさがてんこ盛り!
ストーリー展開としては、いつの時代のドラマにもありがちなテーマも多くあります。
それぞれの部族が豊かに生き残るための部族間の争い、奴隷の過酷な労働環境、連盟部族TOPの権力争い、大事な人を守るために命がけで救い出そうとする主人公の勇敢な行動や、復讐劇なども。
さらに、兄弟で心惹かれていくヒロインに三角関係となったり、敵対関係になったり。
「愛」と「権力」、「愛する人」と「親子の縁」のどちらを選ぶのか?
策略や脱出の結果は、成功するのか?
物事がうまく運びかけた時の裏切り者の登場など、
ハラハラドキドキする場面も後半多くなります。
豪華キャスト
韓国ドラマ「紳士の品格」のチャン・ドンゴン。
韓国ドラマ「太陽の末裔」で共演したソン・ジュンギとキム・ジウォン。
韓国ドラマ「剣と花」のヒロインでソヒ王女役だったキム・オクビン。
まさに、実力者俳優・女優の競演と言える豪華な顔ぶれです。
チャン・ドンゴンについては、セニョク族族長の息子として、部族を率いて侵略に出掛けていきますが、強くて部下に慕われ、堂々した自信たっぷりのリーダーとして、役柄の存在感を魅せます。
混血児で紫色の血を持つソン・ジュンギの演じるウンソム役・サヤ役は、美しい顔立ちだったり(サヤ)、馬をカッコよく乗りこなしたり(ウンソム)、一人二役で、すっかり別人のごとく演じ分け、美男子の双子役が話題になっています。
キム・ジウォンについては、「セレブなお嬢様」や「美人な女性」の役どころが多いですが、今回は、古代のボロボロな衣装で、奴隷として連行されることで美しさに構っていられないような場面も多くあるにも関わらず、
たとえ、まるで雑巾のような衣装を着て、顔に血や泥がついていても、美しさを隠しきれない容姿です。
後半、大祭官になる頃から、大祭官の白い衣装が、一層美しいスタイルを強調し、キム・ジウォンの魅力が引き立ちます。
キム・オクビンについては、韓国ドラマ「剣と花」でソヒ王女を、正義感あふれる美しく強い女性を可愛く柔らかい印象で演じていましたが、
この「アスダル年代記」では、180度印象の異なる権力欲と愛の狭間で、策略をめぐらしては失敗するようなダークな印象の女性を演じています。
また、後半では、モモ族の族長として、唐田えりかが登場します。
可愛い顔で低めの声。部下を従えて「モモ族は、恩を受けたら必ず恩返しをする!」
と、ウンソムを助けてくれる役を演じます。
この当時、唐田えりかは、スキャンダルにより、日本の番組などは、降板騒ぎがありましたが、すでに撮影が終了している「アスダル年代記」はどうなるのか?
と話題となっていた部分でもあります。
スキャンダルを抜きに考えれば、作品の中で、大変好感の持てる良い演技をしていたように思います。
その他にも、スタッフの起こした様々な問題などにより、「アスダル年代記」は、韓国では視聴率が低迷したようです。
しかし、作品としては、傑作と言える素晴らしい出来栄えだと思います。
現在、続編となる「アスダル年代記」シーズン2とともにまとめて視聴できるのは、以下の動画配信サービスになります。
韓国ドラマ「アスダル年代記」の動画視聴を楽しむには?
動画配信状況
Disney+ (ディズニープラス)についての詳細は、こちらの記事でも、詳しく紹介しています。
すぐにでもご覧になりたい場合は、
月額990円(税込)
※Apple App Storeのみ1,000円(税込)
年額9,900円(税込)※2カ月分お得!
全作品・見放題!
で、楽しめます!
お申し込みは、
【PR】『Disney+ (ディズニープラス)』公式サイトへ!
\1カ月間だけでも視聴可能!/
Disney+ ディズニープラス
月額でのお申し込み・詳細
\年間プランで15%お得!/
Disney+ (ディズニープラス)
年間でのお申し込み・詳細
\2つの動画配信サービスがセットになってお得!/
Hulu Disney+ セットプラン
※この記事には、プロモーションを含んでいます。
※各有料動画配信サービスは、頻繁に様々なドラマや映画を、配信の追加・配信終了を行なっています。そのため、上記の作品について、現在、配信状況が変わっていることがあるかもしれません。
最新情報については、各動画配信サービスで、ご確認の上、ご利用されますようにお願い致します。管理人で最終確認をしたのは、2024年10月時点の情報になります。