アリス -運命のタイムトラベル- 感想・動画配信・キャスト・韓国ドラマ情報

韓国ドラマ「アリス -運命のタイムトラベル-」の概要

韓国ドラマ「アリス -運命のタイムトラベル-」の演出・脚本・視聴率など

【話数】全16話
【演出】ペク・スチャン/代表作「ひと夏の奇跡～waiting for you」「野獣の美女コンシム」「匂いを見る少女」「黄金の新婦」
【脚本】 キム・ギュウォン/代表作 映画「朝鮮美女三銃士」、カン・チョルギュ/代表作 映画「朝鮮美女三銃士」、キム・ガヨン/代表作 映画「朝鮮美女三銃士」
【制作】SBS、2020年8月から10月放送
【最高視聴率】11.4%
【受賞】

• 2020年SBS演技大賞でプロデューサー賞を受賞（チュウォン）
• APAN（アジア太平洋）スターアワード ミニシリーズ部門女性最優秀賞受賞（キム・ヒソン）

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韓国ドラマ「アリス -運命のタイムトラベル-」主なキャストと代表作

韓国ドラマ「アリス -運命のタイムトラベル-」あらすじ

2050年、人類は時間旅行（タイムトラベル）に成功し、時間旅行を運営する「アリス」が存在するが、時間旅行の終末を記した” 予言書”の存在が噂されていた。

アリスを構築した科学者ユン・テイ（キム・ヒソン）はユ･ミンヒョク（クァク･シヤン）とともに予言書を追って1992年に行き、予言書の入手に成功する。

だが、自身が妊娠していることに気づいたテイは、パク・ソニョンとして1992年にとどまり息子ジンギョムを出産する。ジンギョムは生まれつき共感能力のない失感情症を患っていた。

2010年、高校生になったジンギョム（チュウォン）は母ソニョンの誕生日を祝った。しかし、直後にソニョンは何者かに殺される。

10年後、刑事となったジンギョムは母と瓜二つの大学教授ユン・テイ（キム・ヒソン）と出会う。

ジンギョムは母が遺した謎のカードの調査をテイに依頼するが、その後次々と不可解な出来事や殺人事件が発生し、時間旅行者（タイムトラベラー）の存在が明らかになっていく。

※ストーリー引用元：「Wikipedia」より

韓国ドラマ「アリス -運命のタイムトラベル-」視聴した感想・見どころ

もしも、タイムマシーンがあったら？

「もしも、過去のあの時に戻れるなら・・。」

後悔や悔しい思いをしたとき、そう思った経験って、誰でも経験あることかと思います。

現在の科学技術が進歩し、本当にタイムトラベルできるような時代になったら、世界はどのように変わってしまうのでしょうか。

そんなシミュレーションから、作られたドラマとも言えます。

時間旅行から始まる悲劇

もしも、タイムマシーンが利用できるなら、

「事故や事件で亡くなってしまった人を救いたい。」

「失敗した経験をやり直したい！」

そんな考えの人も多いかもしれませんが、一方で、

「恨みを晴らしたい！」

「あいつを殺したい！」

「自分の利益を得るために時間旅行を利用したい！」

と、悪意ある利用を考える人も。当然、現れることでしょう。

このドラマでは、2050年に、タイムマシーンが成功し、それを事業化することで、過去の世界に時間旅行できるサービスが始まることから、事件が起きます。

未来から来た人によって、過去の世界の人が殺されます。

主人公のパク・ジンギョム（チュウォン）も、高校生時代に、お母さんが殺されます。

パク・ジンギョム（チュウォン）は、犯人を捕まえたい一心で警察大学に進学し刑事となり、母親を殺した犯人を捜しますが、捜査するほどに、次々と殺人は繰り返し起こります。

不思議なカード（時間旅行のスイッチ）を手にすることで、自分の意志とは関係なくタイムスリップしてしまうようになり、

何度も行き来することで、平行未来の世界が出来ていき、人間関係の状況も変われば、出会った人の人格まで変わってしまいます。

パク・ジンギョム（チュウォン）はタイムトラベルを利用して、母親を殺人事件から救い出そうと何度も試みますが、どうしても救うことが出来ずに、お母さんの死だけは、必ず起きてしまいます。

タイムマシーンは必要なのか？

このドラマを視聴することで、自由に過去の世界を時間旅行することのデメリットが伝わってきます。

過去を変えることに注力するのではなく、今、生きている時代に「後悔の念から戻りたくなる」ことが無いような生き方をする方が大事であるというメッセージが、ドラマの最後に出てきます。

未来や過去よりも、「今を大事に生きる！」

そうすることで、過去に戻る必要が無くなるほど、全力で物事に取り組み、未来から見た自分が一番輝かしい時代だったと言える人生を歩んでいくことが、タイムトラベルよりも、もっと重要なことだということですね。

視聴終了後は、タイムマシーンを利用することよりも、現在の生きている時間が最も大事なのだという気持ちが湧いてきます。

チュウォンの素晴らしい演技

主人公のパク・ジンギョム（チュウォン）は、韓国ドラマ「グッド・ドクター」で、サヴァン症候群の役作りが、

” 自閉症ならではの独特な姿勢、歩き方や視線など自閉症の特徴をとらえたナチュラルな演技に人間味を加え、愛すべきキャラクターを生み出した！”

と多大な評価をされ、多くの受賞をしていますが、

今回の「アリス -運命のタイムトラベル-」でも、失感情症（感情の部分の脳が小さく、感情がなく、人の気持ちが分からない）という役を演じました。

無表情でありながら、「優しさ」も伝わり、「恐怖」を覚えるような表情が怖いほど上手でした。

その演技評価は、2020年SBS演技大賞でプロデューサー賞を受賞するほど、高い評価を得ています。

ストーリー展開が面白い！

ストーリーは、時間旅行者によって状況が変わってしまうことで、早いテンポで新しい展開をしていきます。

その先の展開も読めないほど、次々と新たな事件が起こったり、犯人像も変わっていくので、ミステリーであり、サスペンスとしても、先の読めない大変面白いものだったと思います。

年齢の違う自分と同じ時間を共有したり、バッタリ出会ったりすることもありますが、同一人物と思えぬほど、それぞれの俳優・女優が上手く演じていたと思います。

タイムスリップ、サスペンス、若い時代の母親に恋心？とヒヤヒヤする場面、本当にありそうな人間心理の巧みな表現など、惹きつけるストーリーが盛りだくさんとなっていて、一気見してしまうほどでした。

最後まで犯人の予測不能なミステリーサスペンスがお好きな方に、おすすめのドラマです。

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