仁粋大妃(インス大妃)についてー(朝鮮王9代・成宗の生母)

インス大妃のプロフィール

仁粋大妃(インステビ)・・・1437年10月7日~1504年5月11日(66歳没)

配偶者:懿敬世子(ウィギョンセジャ)
子女:月山大君、成宗(第9代朝鮮王)、明淑公主

清州韓氏の名士、韓確(ハン・ファク)の末娘として生まれる。

2人の叔母が、皇帝の側室となった。一人は、明の永楽帝(第3代皇帝)の側室となった康恵荘淑麗妃韓氏(1388年頃~1424年)と、宣徳帝(第5代皇帝)の女官、恭慎夫人韓氏(1410年~1483年)であった。

姉の桂陽君夫人韓氏が世宗の2番目の庶子の桂陽君(ケヤングン、1427年~1464年)と結婚する。

このように、清州韓氏の一族は、明と朝鮮の両国の王室と婚姻関係を結んでいたため、父の韓確は、明との交渉を任せられる外交官として活躍した。

娘が皇帝の側室のおかげで、明からの寵愛を受け、首陽大君(スヤンテグ)が癸酉靖難を起こした後も、明国に行き、クーデターに理解を求め、王に冊封されるように働きかけた。

首陽大君が、第7代朝鮮王世祖になると、世祖の長男は懿敬世子となり、世子嬪(粋嬪)となったのを受け、父:韓確(ハン・ファク)も、西原府院君の爵位をもらい、左議政の地位にも就いた。

インス大妃の性格は、高飛車(高圧的)な性格で、なおかつ、先読みをして独断で立ち回り、時には出過ぎた真似をすることから、義母ユン氏曰く「賢すぎる嫁」(利口すぎるのが欠点の意)。

次男の成宗の王妃の義父になる韓明澮(ハン・ミョンフェ)の後押しもあり、第8代朝鮮王睿宗の死後、成宗が即位することになり、後宮において、インス大妃は、強大な権力を手にするようになる。

廃妃ユン氏の断罪を強く促し死罪に追い込んだことから、晩年は孫の燕山君(第10代朝鮮王廃位)と激しく対立することになる。

インス大妃を描いた韓国ドラマ

・韓国ドラマ「王と妃」

・韓国ドラマ「王女の男」

・韓国ドラマ「インス大妃

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インス大妃(成宗の生母)

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